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チーム引っ越しです

  • 執筆者の写真: MAKE HAPPY
    MAKE HAPPY
  • 2016年8月10日
  • 読了時間: 3分

チーム引っ越しです(`・ω・´)

一昨日(8/8)は、引っ越し3件!

引っ越し2件目のお宅にたどり着くまでには 色々とハプニングがありました。

まず1件目の引っ越しが早く終わったので 2件目の引っ越しを、時間繰り上げて 出来ないかなとおもい 時間変更の電話をかけようとしたけど 依頼表の電話番号の所が白紙!!

連絡つかず、

「とりあえず行ってみよう!」と

依頼表の住所の欄をみてみると

住所の番所のあとに

『(畑)』て書いてあったんです。笑

ダメ元で、書いてある住所に向かうと

そこは書いてある通りの畑。笑

ビニールハウスと畑が一面に広がってました。

引っ越しが必要そうな、建物は一切なく その周辺をみんなで1時間程 探索してみましたが、見当たらず。

引っ越し予約の時間が近くなってきて 今まで行ってなかった 細道もダメ元で行ってみると、

今まで気がつかなかったビニールハウスが!!

あれ? あれかな? え?でもビニールハウス?! 人気ある?!

、、

、、、

近ずいていくと満面の笑みの依頼者達が!

思わず「やっと見つけたあああ!!」 っていう感動と達成感で、自然と 一緒の車に乗ってたボランティアみんなで 車の中で、感動を分かち合いました!!

車を降りて、 依頼者さんにご挨拶して

「お荷物どこにありますか?」と尋ねると

「ビニールハウスの中です! つい最近までここに避難してたんですよ。」 と笑顔でいうおばあちゃん。

ビニールハウスの中は、まるでサウナ。 何もしなくても汗だく。 室内には冷蔵庫や洗濯機 ベニア板ならべた上に畳を乗せて 布団ひいて、そこはまるで家のなか。

熊本地震の特徴として 自宅避難者の数が圧倒的に多いんです。

この依頼者もその一人。

本当であれば、夫であるおじいさんも 立ち会いたかったという事ですが、 「この前突然、脳梗塞で倒れちゃたのよ」 とおばあさん。

続けて

「息子がおじいさんの代わりに色々してくれてたけど、無理してたからか手首を壊しちゃってね。」

ふと、息子さんに目をやると 手首にサポーターを付けてらっしゃいました。

「だから、誰も重いものが運べなくて困ってたんです。だから、本当に助かります。ありがとうございます。」

とおばあさんは、深々と頭を下げられました。

私達は

「任せてください!持っていく荷物はどれですか?なんでも運ぶので、どれを運んだらいいかだけ、教えてください!!」

私達は、せっせと運びました。

ビニールハウスの中は蒸し風呂の様で ビニールハウスの外の方が風があって涼しいほど

2トントラック満杯に荷物を詰めて 引っ越し先のみなし仮設へ。

引っ越し先のみなし仮設は エレベーター付きの高層階。

何度もエレベーターに挟まれながら 荷物を運びました。

引っ越しが終わると 依頼者の方々は、わざわざ1階まで降りて 私たちの車の姿が見えなくなるまで 手を振って下さいました。

そして

人生ではじめてボランティアに参加した 県外からのボランティアさん達が

「ボランティアってこんなにも、終わった後素敵な気持ちになるんですね」

と微笑みながら、仰っていました。

助けを必要とする方がいて 誰かを助けたいと思う方がいて みんなのそれぞれの想いが素敵だし それが、どんどん繋がって形になるのが 本当にありがたいです⑅◡̈*

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【チーム引っ越し】 8/8(月曜日)

新規:5 リピート:0 運営:2 明日:4

【活動内容】 3軒引っ越し チーム熊本から5人

(1件目) 広安小学校の避難所→仮設住宅、軽トラ1台分

(2件目) 益城町のビニールハウス避難所→熊本市内みなし仮設住宅、2トン分。

(3件目) 長嶺ご自宅→長嶺みなし仮設住宅、荷物2トン分。

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